こんばんは! 代表ライターの永瀬なみです。
( @NagaseNami_08)
今日は、コラムとエッセイの違いについて私が出した結論をお伝えします。
やっと分かった!「コラム」と「エッセイ」の違いについて
今日のエッセイは、エッセイ・コラム『永瀬節』へ掲載していた記事に手を加えたものです。(掲載日2016.10.11)こちらへ移した後、元のブログ記事は削除します。
かつて、
「コラムって何?」
「エッセイって何?」
という疑問を抱いた私は、その違いを知るためにかなり調べました。
コラムとエッセイは、目的が異なる
考え抜いた末にたどり着いたのは、コラムとエッセイは目的に違いがあるということ。
コラムは、客観的な視点で書くことが大切です。
ネットで調べたり、本を読んだり、流行りを知ったり、他人の意見を取り入れたり……。
言い方を変えるなら、コラムはまったく経験や知識のない人でも情報さえ手に入れば書けます。
あくまで情報がメインで、その情報に筆者の意見を取り入れる。それがコラムです。
一方、エッセイは主観で書くもの。自分の考えや経験がなければ書けません。
反対に言えば、自分の意見や考えさえあれば書ける。それがエッセイです。
つまり、
- コラム=情報を読者へ伝える
- エッセイ=自分の意見を読者へ伝える
ということ。
両者には、目的の違いがあるのです。
どちらにも共通する部分はありますが、これは意外と大きな違いだと思いませんか?
エッセイとブログの違いは?
この結論が出てから、「コラムを書くときは調べながら(根拠を探す)、エッセイを書くときは調べずに(世間の意見は取り入れない)」というマイルールを作りました。
もちろん、エッセイを書く前にも記憶のあやふやなことを調べ直すことはあります。ですが、基本的には自分の頭にあることを中心に書いています。
こうなってくると、「じゃぁエッセイとブログの違いは?」と考える人もいるのではないでしょうか。
私も先日、その違いをふと疑問に感じました。
紙・媒体への掲載、読者に向けて書くもの→エッセイ
自身の運営サイトへの掲載、日記のように書きたいことを書くだけ→ブログこういうことかな?って思いますが、合ってますかね?? 要は、エッセイってだれかに自分の考えを伝える手紙みたいなものかなって。
— 永瀬なみ@大阪ライター (@NagaseNami_08) 2018年4月29日
エッセイストという職業がある以上、「エッセイもブログもまったく同じ」とは言えない気がします。
ブロガーとアフィリエイターに違いがあるように、やはりエッセイとブログにも違いはあるのではないかと。
そこで出した結論が、こちら。
- ブログ=公開する日記
- エッセイ=自分の考えを読者に示すもの
ブログの記事がコンテンツの1つとして世に出回るこのご時世においても、やっぱりブログは日記的な位置にあると考えられます。
書きたいことを書けばいい。支離滅裂でも、結論がなくても、本人が自分の好きなように書いていい。
これがブログ。いわゆる、日記です。
「あくまで自分のために書き、それを公開しているだけ」
そんな感覚ですね。
一方、エッセイは何を伝えたいのかという軸、つまりテーマを常に意識すべきだと思います。
「今日はこういうことがあった」
エッセイにおいても、そんな始まり方はアリでしょう。
ただ、エッセイにおいては、その先にある「だからこう思った」という部分が肝心なのだと思います。
この違い、みなさんはどうお考えですか?