ある編集さんから聞いた「世の中のライターに対して思うこと」

こんばんは!『ライティング事務所くすの樹』代表ライター、永瀬なみです。
@NagaseNami_08

今日は、以前にある編集さんから聞いたお話をご紹介します。

何でそんなにライターになりたいの?

「世の中ライターであふれてるけど、何でみんなそんなにライターになりたいの?」
「ライターってさ、キツイ仕事じゃない? ライター業だけで食べられるってスゴイよね」
こんなセリフを聞きました。

編集さんが言いたいのは、ライターってキツイのにそんなに稼げない。それなのにライターになりたいって言う人や自称ライターが増えてる。おかしいよね? ということ。

つまり、ちゃんとキツイ仕事してないからライターになりたがるんでしょ? 本当のキツさをまだ知らないんでしょ? という話です。

ブロガーと変わらないライター多いよね

先ほどのセリフはここにつながります。

「使えないライターが多い」
「ブロガーとライターの差がほとんどない」
これは結構うなずける編集者も多いのではないでしょうか。

編集さんいわく、日本語さえまともに使えないで何がライターだ! って話。最近は、ライターからもらって直さずに納められる原稿なんてほとんどないそうです。

ちゃんと編集のつくメディアで書くべき

自分の書いた文章がそのままメディアに載ってしまい、「このメディア、編集部って機能してないの?」と思うことありませんか?

普段は気にならなくても、誤字や脱字がそのまま載っているのを見ると「おーい、だれもチェックしてないのかー?」と思います。

編集さんいわく、ちゃんと編集に原稿チェックしてもらって鍛えてもらうべき、とのこと。

  • 日本語がおかしければ指摘してもらう
  • 業界では常識だけど素人は知らないことを教えてもらう
  • 自分では気付きにくい変なクセを直してもらう

こういうことって、編集さんがつくと自然に行われます。それが編集のお仕事だし、変な原稿をそのまま納品すれば編集さんだって自分の仕事レベルを疑われます。

とくにフリーのライターって、新人の間も会社員みたいに新人研修というものがありませんよね。だからこそ、下積み時代の編集チェックが大切なんだと思います。

あくまで個人的な意見です

今回のお話は、ある編集さんの話とそれを聞いた私の意見です。

もちろん、この意見=編集さんの代表意見でもないですし、反論したいライターもたくさんいるでしょう。

ただ、こんなにもライターがいるのに「常にライターを募集してる」「ライターがいない」と言う編集さんが多いということは、裏を返せば「使えるライターを探している」「使えるライターがいない」という意味なのではないでしょうか。

自分の仕事に自信をもつことは大切ですが、だれより疑うべきなのは自分だとも思うのです。

  • この日本語は正しいか?
  • これは確かな情報か?
  • この記事に魅力はあるか?

こういったことを納品前に必ずチェックするライターは、それだけでも意識が違います。

何年ライターを続けても、向上心がなければ新人のままです。ライターは自分で自分のレベルを上げていかない限り、だれも上げてくれません。しかも、だれも「あなたのレベルは低いですよ」とは教えてくれないのです。

ということで、私はこれからも向上心をもってがんばりたいと思います!

今後も役立ちそうな情報があればライターの皆さんへ共有しますので、お楽しみに😊

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プロフィール


 

永瀬なみ / コラムニスト・カウンセラー・編集者

コラムの執筆とWeb記事の編集が主な仕事。
得意分野は人生と暮らし全般、
心理・メンタル系、キャリア、恋愛など。
『オフィス永瀬』代表。
高校生の息子を持つ40代のシングルマザー。
しっかり者のおっちょこちょい。

 

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